ひかげが我が家に来て、ひなたとの隔離期間、ひなたに何かあっても困るので、動物病院でひかげの健康診断をお願いした。
すると…なんとひかげは回虫やらなんやらお腹に虫を飼っていたのだ Σ(゚д゚lll)
正直な所、その頃の私は保護団体の方からの譲渡というのは規約も厳しいし、そういった事もきちんとなされていると思っていて、安心していたのでかなりショックだった。
そして、ひかげがいた所は沢山の仔猫がゲージの中にいたので、おそらくひかげだけの問題ではないと慌ててそこに電話をした。
他の子も虫を飼っていたら大変だからと思って電話をしたつもりだったが、その時言われたのは…この子を返すかどうか…だった。
要は、虫飼ってるから返却しますか?見たいなこと。
もちろん、返すわけもなくそれから長い期間ひなたと隔離し、虫退治をする事になったのだが、そのボランティア活動をされてる方は結局罰が悪かったのか、契約書も交わさず、ひかげの写真を送っても既読スルー…音信不通となってしまった。
こんな事もあるんだなぁって思ったが、最近よく保護活動をされている方々のSNSを見ると本当に大変な事だなぁと、なかなか真似できることではないと何となく理解したのでちょっと…まぁ大目に見ることにした。と言うか、きっと駆除してても次から次へと来る保護猫ちゃん達に追われ、もらってしまったりもしてしまうのだろう。
なんだかんだあったが、無事ひかげはゲージの中から解き放された。
あんなに弱々しく儚げなひかげは…
実は凄く、かなりヤンチャだった…。
長くゲージに入れられていたせいか、広い空間が嬉しかったせいか、いきなり部屋を駆け回りお風呂にダイブ…ドボン💦
まさか、あんな大人しそうな仔猫がこんなになるなんて(・・;)
それこそ、猫を被っていたのかもしれない。
ひなたは噛み癖はあったものの本当に手のかからない特に悪さをしない子だった。
ひかげはなかなか難しい子なのだ。
いや、難しいのではなく繊細な子なのだ。
ストレスが溜まりやすいせいか、来た当初は配線を噛んで新品の扇風機を壊したり、手当たり次第サッキング行為をしていた。
今もサッキング行為は時々してしまうので下手に布を放置できない。
ストレス感じてるのかなぁ…。
頭が良過ぎて色々考えちゃうのかなぁ…。
そうそう、親バカかもしれないがひかげはとにかく頭がいい。
何とも人間の様な行動をとるのだ。
家族の間では、おそらく中に人間が入ってるんではないだろうかと話している。
まぁ、そんなこんなでひなたに弟が出来た。
余談だが、ひかげを迎える事が出来たのは、大ちゃんの里親に選ばれなかったからと言う理由があるのだが、その大ちゃん、里親になった爺さんが仔猫がヤンチャ過ぎてイタズラするから要らないと返してきたそうな。
仔猫がヤンチャなのは当たり前だろっ(ㆀ˘・з・˘)